『旭山動物園物語』


ペンギンが空をとぶ

閉園の危機に瀕していた旭川市の旭山動物園がV字回復を果たし、ついに上野動物園の入場者数を抜いて日本一の入場者数を記録するまでのお話。一部フィクション。

ふだん動物園に行っても、ずっと見てるわけにもいかないので、

画面越しとはいえ、特定の動物をずっと見られるのは貴重。

ゴリラ、オランウータン、シロクマ、チンパンジー、ペンギンなどが特に。

入場者数を増やすために園長がとった対策は、飼育員による案内ガイド。

いやがる飼育員たちも、お客様の反応が良くなっていくのに応じて、各自で工夫を凝らし、次第にやりがいを感じていく様子がうかがえる。

自分たちがよく知っている、けれどもあまりお客様には見えない動物の本当の魅力を伝えたい、と飼育員たちが尽力していく。

園長も魅力的だし、動物も魅力的。

この園のチームワークや人間関係も。

絵本作家のあべ弘士は旭山動物園の飼育員だったことで有名だ。

動物も可愛いし、北海道の雪景色も素敵だったが、この園長や飼育員たちの危機に立ち向かって、コツコツ乗り越えていく姿が素晴らしい。

新市長の萬田久子さんが一人浮いているがカッコいい。。。

『旭山動物園物語』 マキノ雅彦/監督 西田敏行出演 角川映画 2009年


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