『未来のお金の稼ぎ方』という本を読んでいたら、メタバースの説明について、『サマーウォーズ』という映画の仮想空間Oz(オズ)の世界が現実になりつつあるというようなことが書いてあった。この映画、公開時行こうって誘われたのによく知らないまま断ったような記憶が。。。今見ました!ゴメンなさい!
早速『サマーウォーズ』をアマゾンでググってみると、若者向けの映画っぽい。「批判する大人は見なくていい」、とか、あーだこーだ書いてあったので、私もダメかも、と思ったけどやっぱり見たくて見てみました。全然面白かった。ちゃんと、冒頭のOzの世界観のところ、ワクワクしたよ!
『未来のお金の稼ぎ方』の著者によると、『あつもり』とか『ポケモンGO』とか、メタバースは知らず知らずいろいろ体験しているはず、って書いてあったけど、そんな風に断片的ではなく、Ozの世界は『マトリックス』みたいにリアルとバーチャルが並行してリアルの世界とリンクしている。
東日本大震災のときとか、オール電化の住宅の怖い部分とかも意識したと思うのだけど、この映画を見ていると、もう、ハッキングとか、災害とかあったら、世の中は全てつながっていて、逃れようもないな、と怖くなった。
コロナで全世界がつながっているというのはリアルでも感じたけれども、国境を閉鎖する期間とかはあったかもしれないけれども、インターネットの世界は常につながっている。だから、飛び込んでしまったならば、良い部分も悪い部分も受け止めて、サバイブしていくしかないのだろうなぁ。この映画はそんなちっぽけなこと考えていなくて、世界がつながっているからこその良さを見せてくれた。。。
最近フェイスブックでも翻訳機能があって、言葉の壁を感じない。もう、一部は過去に想像していた未来を完全に実現しているんだもの。すごい。。。
『サマーウォーズ』良かったー。
まずは仮想空間のワクワク感。仮想空間でのアバターも、それぞれで良かった。悪役含め。主役たちのアバターもそれぞれ可愛かった。
あと、田舎のおばあちゃんちでみんなでご飯食べるところもいい。コロナ後にこういう風景見られるのかな?
大家族自体がなくなっている気がするし、夜勤やらシフト制やらで、同じ時を家族で過ごす、っていう行為自体がとても貴くて、希少な機会になってしまった気がする。
でも、見てから感動してほしいから、これ以上はもう言いません!
見てくださーい!
『サマーウォーズ』 細田守監督 神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子(声の出演)、myシアターD.D. 2010年 1時間54分 (公開2009年)