最高の人生の見つけ方(”THE BUCKET LIST”)


死ぬまでにやりたいこと。たとえば20個。いくつか思いつきますか?

何か月か前からこのリストを作り、たまに更新している。

過去に死ぬまでにやっておいてよかったこと、と、これからやりたいこと。

この映画の中でリストに挙げられていることで実践済みのことも2つあった。

日本人は、周囲の人のことを考えて、自分はああするべき、こうするべき、と考えがちだそう。(これは他の本に書いてあったこと)そういう気持ちももちろん大切だとは思うけど、

自分の人生の責任は究極を言えば自分にしか取れないもの。だったら、後悔しないように今を生きた方がいいよね。

死ぬまでにやりたいことリストを作ると、文字通り死ぬまでにやればいい、と思いがちだけど、今すぐできることも結構あることに気づく。

この映画の主人公たちのように、それこそ病気になってしまったら、ヒマラヤ山脈で絶景を見るとか、スカイダイビングは厳しいと思う。あと、この映画には入っていなかったけど親孝行とかも、ちょいちょいしておいた方がいいに決まってる。

今できることは一つでも前倒しでやっておいた方がいい。

一人で叶えられなかった夢は友人が引き継いでくれたり、秘書が引き継いでくれたりしているけど、そもそもこのリストにあがるような『死ぬまでにやっておきたいこと』って、家族だったり、友人だったり、その時ご縁のある人だったり、他者がいないと成り立たない気がする。

絶景を見るのも、泣くほど笑うのも、誰かとともにやりたいわけで。

こういうリストを作ってみることで、誰といつ、どんなことしたいというイメージが明確になって、じゃあ、すぐにでもできることはこれだから、これをやってしまおう、と思えるかも。

道を見失わないための北極星、というけど、真っすぐに最短距離で進む必要はないにしろ、ちょっと道をはずれても、そうだ、こっちに行きたいんだった、って思い出すことができる北極星があるだけで、心強い。

そういう「これだけはぜひに」っていう希望があるのだったら、日々の仕事とか身近な人のお世話とかももちろん大切だけど、何よりも一度しかない自分自身の人生を大切にするために、

できる範囲でやっておいた方がいい。

私はこの映画見たのたぶん2回目(か3回目)

後半、特に2人がケンカ別れしてからが感涙ものなので、最後まで見てください!

『最高の人生の見つけ方』(原題:THE BUCKET  LIST)ロブ・ライナー監督 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン出演、ワーナーブロス 2007年 


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