バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
最近、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』をリピート演奏、じゃないけど、ずっと見続けている。長いので、もちろん全部見るつもりはさらさらなく、食後の10分とか15分、満足するまで見続けている。
もう3回は見たので、基本的な内容は頭に入っていて。英語を聴くつもりで見ている。あとは、図書館員の情熱を感じるために。
あれ。ゴルトベルクではなく、エクス・リブリスの感想になってしまった。
ついでにもう少しだけ。
エクス・リブリスに出てくる図書館員が、たぶん何十人と紹介されているわけなんだけれども、どの人も同じ人に見えるから不思議。比喩じゃないよ(笑)
なんだろ。この既視感は。それぞれの図書館員の見た目はもちろん多様性に富んでいる。白人もいれば黒人もアジア人もいるし、女性も男性も、老いも若きもいらっしゃる。そんな見た目の多様性にも関わらず、同じ人に見えてくるから不思議なのです。おそらく、同じクレドカードを持っているのね。胸に。心に。
私はNYPLの一員、という誇りを持って仕事しているからなのか?
これはきっと、リッツ・カールトンのスタッフをも凌ぐのではないか、どちらも譲らないレベルだ、と思われる。
このNYPLのエンド・ロールで流れている曲が、バッハの『ゴルトベルク変奏曲』なのでした。
この曲を聴いた時に思ったのが、『ハンニバル』でかかってた曲見つけた!、でした。
この曲は私にとっては『ハンニバル』の曲だったのです。
もちろん、今では半分『エクス・リブリス』の曲になったわけですが。
『バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988』 J.S.Bach 作曲 小山実稚恵ピアノ ソニー・ミュージック 2017年